答えはいつも

 

 

皆様こんにちは、最近暑くなってまいりました。

こちらは土砂降りの雨が続いており、頭痛や肩こりに悩まされています。

 しかし6月生まれなのもあり、雨自体は嫌いになれませんね。

 

しっとりとした空気、雨の音、ガラスに伝う雫、霞んだ景色...

少し憂鬱な気分すらも、趣があって良いと思います。

 

 

さて、今日の話題は「悩む」です。

 

私は友達から相談されることが、恐らく多い方です。

普段悩みが無さそうと言われる私ですが、勿論悩む時もあります。

そんな悩みと直面した時、いつも思うのは「大体の場合、答えは決まっている」ということです。

 

同じ服の色違い、赤か青かどっち買おう…?悩んで友達に聞いたら赤と言われたけど、なんか納得いかない。青も捨てがたい!となったことはありませんか?

この場合、何方かというと青が買いたい、もしくは両方買いたいということでしょうね。

 

物事があり、それに対する手段もある。それを選ぶことができないでいるという行為が「悩む」のロジックなのではないかと考えました。

原因としては、優先事項が決まっていない、気乗りがしない等でしょうか。

その状況を打破すべく、相談というアクションがあるのでしょう。人に聞いたところで結論が変わっても変わらなくとも、話すという事自体が悩みのストレス解消にも繋がるし、それがきっかけで自分以外の誰かがアクションを起こし解決することもあります。

 

そんな悩みの種でオーソドックスなものと言えば、やはり「自己実現」でしょう。

今の日本の教育システム的に、私達生徒はいつも「どんな存在になりたいか」を問われています。しかしその設問は誰にとっても難しいのではないのかと、私は思いました。

 

25歳以上を社会的に自立した大人であると仮定して、その人達の中で一体どれだけの人が自分の存在、または理想の存在について語れるのでしょうか。そして理想をある程度体現できている人はどのぐらいいるのでしょうか。

 

しかし、きっと誰しも心の内には揺るぎない答えがあるのだと思います。

 

自己実現を目指す過程には、憂鬱が伴います。察するに、それは恐らく自分の目指すものとは違う道なのではないかと思いました。本当はきっと別の事がしたくて、何かしら理由があって嫌々選んでいるのかもしれません。急がば回れとも言いますし、最終的にはそういう時期があって良かったと思うこともあるでしょう。しかし今の自分が苦痛を感じていることも事実です。

 

過去と現在と未来、どれを大事にするかは人それぞれでしょう。

どう選んでもリスクは伴い、それを許容できるかどうか。

 

結局のところ、やっぱり人の気持ち次第なのだと思いました。

心はまだまだわからない正体不明のものですが、人間の一番のエネルギー源ではないかと考えます。また、他のものに代え難いセンサー機能を持っているとおもいます。

 

私は、生きている間に自分の答えを見つけることができるでしょうか。

今まで自分が将来こうなりたいとか、あまり考えずに来ました。

目の前にはやりたいことがたくさん転がっていて、大切にしたいものもたくさんありました。

 

それを一つずつ拾っていけば、自ずと理想の存在に近づいていくのではないかと考えています。

 

焦る時もありました、若者の特権ですね。

でも、折角なら答えを探す過程も楽しみたいと私は思います。

私が「どうしよう」って悩んでいる時や焦っている時はいつもこの答えに辿り着きます。考えることを放棄しているのではと不安に思う日もありますが、この答え程肌馴染みの良いものはありませんね。

悩んで立ち止まるのも良いですが、私は考えすぎる性分ですので行動して失敗する方が早いのです。

 

はて、皆様が悩んだ時にいつも辿り着く答えは何でしょうか?