約束

 

最近急にからっとした気候になり、暑さにも弱い私はへばっておりました。

web授業なのをいいことに、窓を全開にしてフローリングの床に寝そべりながら講義を聞いていました、暑さに耐えられず、座ってるのもしんどい状態だったのです。フローリングはいいですね、硬くて痛いけどひんやりしていてこれからの季節に丁度よいです。しかも掃除しやすい。

 

 

 

にんげんを制作物として扱う者として、「言うこと」と「言わないこと」のラインって大事だなって思います。いや、制作物じゃなくても絶対言わない方が良いこともあると思います。私が無口な人好きだからかもしれませんが。

これから先は、今まで「言わないこと」に分類していたラインに抵触するような内容です。別にエロ・グロじゃないです、ただ、「私が私でいる上で言わないほうがいいかも」と判断しただけです。しかし何故書くのかと聞かれると、「書くことで私が頑張れるかもしれないと思ったから」です。二つを秤にかけて、後者の方が重要だと判断しました。

 

 

 

私は結構文字を書くのが好きなのかもしれません。ブログもなんだかんだ続いています。でも、人に見せる前提でしか発揮できないんですよ。自分用のメモは自分しか見ない前提で書きます。手書きが苦手なので、本当に端的にしか描きません。キーボードを使うことができればたくさん書けます。そこで就活で使える自己分析を作ろうと思ってしばらく奮闘していたのですが、自己分析自体とってもネックでワープロで打っても嫌になる、スマホの音声入力使っても嫌になるわで大変でした。何がそんなに嫌なのか自分でもわかりませんが、珍しくはっきりと「嫌だ」という感情がありました。

 

そこで最近、人と話すなら…と思って面談を取り入れてみました。もちろん面談相手にもよりますが、自分一人でやるより何倍も心が楽でした。しかし、思ってもないような話題にいってしまう時は意識が飛びそうになります。それでも、拒否反応に従って何もしないよりかはマシだろうと思って、一つの足掻く方法にたどり着きました。

きっと私は、人の目がある場所でこそ頑張れるのです。無意識に、その人に自分を演出しようとするからでしょう。それはある意味、他人の目を気にしている自分がいるということです。きっと自分が思っている以上に、神経質に。

 

じゃあ私はどうなりたいのかというと、ここでいつも言葉が詰まるのです。

まだ見つからないのか、それとも何にもなりたくないのか。

 

今確かにあるのは、ただ何かを作っていきたいという欲求とそれなりに幸せに暮らしたいという気持ちです。

 

よくよく考えてみれば、就職を頑張るのは親の為でした。

大学に入れてもらう前から、ずっと決まっていた約束。

「芸大に行きたい」「絵で食っていけると思ってるのか」と怒られ、反対され「作家にはならないから、ちゃんと就職するから」と説得しました。それを果たすために就活をしているのでした。

アルバイトが楽しくて、いろんな仕事を経験したいと思いました。三年生になって「花屋さんとかでも働いてみたいな」なんとなく言った私はまた怒られてしまいました。「高い学費を払って行った大学の就職先がそれか」と。思うところが無いわけではありませんが、親の気持ちが全く理解できないほどもう反抗期でも無いのです。

親から言われたお願いは二つ。大学を卒業して就職することと、親より長生きすること。

後者はもうなるようになれといった感じですが、一つ目は努力次第で果たすことができます。大学受験をする上では良い説得でしたが、何が起こるかわからない先のことを縛るような約束なんてするもんじゃないですね。今後の良い教訓になりそうです。

 

親の気に入るような企業に就職できるかはわかりませんが、昔の事を思い出してこうして言葉にして、少しすっきりしました。嫌なことは全力でやらない主義でしたが、今まで好きにやらせてくれた親にここで少し良いところを見せなければ。もう、これが最後なのですから。