自分の理想を探す旅


ここ最近、ライブや舞台に行く機会が大変多く有難いことにとても勉強になります。恐ろしいほどチケ運が良く、抽選プレゼントが当たるとか、前から5列目のセンターだったりとか、通路席でめちゃめちゃよく見えるし演者が横通るとか、隣の席が凄くいいヲタクだったとか。
そりゃ五輪も宝くじも当たらんわ!と思います。



どのステージを見ても、表現者はかっこいいなと痛感しました。
ステージに立つ演者は勿論、舞台を動かす裏方や運営。そしてそのステージを盛り上げる観客。上げるとキリがないですが、関係者全てが本当に素晴らしいと思います。



今までは何時終わりが来るかわからないアイドルを応援していたのでそこまで考えたことはありませんでしたが、逆に終わりが見えているタイプのものを見て、それはそれで良いと思いました。

決まっている終わりがあるから続いていくものもある。学校とか、部活とかそうですよね。
だから先輩後輩があって、親近感もあって、より共感する部分もあるのではないでしょうか。

逆に、終わりがわからないものは人生に近いですね。だからこそダイレクトに伝わりやすいように思います。共に生きているという感覚がありました。



世の中にはいろんな表現がありますが、それは自分との戦いなのだろうなと実感しました。

自分の理想と自分の現実。矛盾して当たり前なんですけど、どこまで理想と現実のシンクロ率を上げるかという話なんだなぁって思いました。

人間は貪欲な生き物であるが故に理想を、夢を抱かずにはいられないのでしょう。

表現するだけなら誰でもできるし誰もがしています。でもそれをさらに高めたいと思ってしまうのが表現者の私達。


表現できることが私達の生きがいであり幸せなのだろうなと、帰りの電車に揺られながら思うのです。